移動機構 + 視覚のプログラムを組み合わせると,時差が生じて動作が不安定になります.
それ以外にも,モータの制御を荒く行うと,ロボットが壊れたり不安定な走行になったりします. 車の急発進,急ブレーキをイメージしてもらうと理解しやすいはずです.
安定した走行のためには,「滑らかな加速,滑らかな原則」が必要です.
以下のプログラムを作ってみましょう.
加速の直線,減速の直線がどのようになるか確認しましょう.
いずれも,min関数を使うことで,欲しい速度の出力値が手に入ります.
課題のプログラムを実際に見てみましょう.
目的座標に移動するFunction Blockがあります.
ただし,到着フラグが不安定な場合がありますので,その場合は終了判定に時間幅を持たせる必要があります.
Position Driverを使うと,指定した場所まで走ることができるので,それを4つ用意してフィールドを一周しましょう.
動画では,RoboCup Simを使っていますが,Robotino 2用のシミュレータのため,RobView 3と4からはつながりません.
RoboCup SimとRobView 2(2.3.4)のインストールができない場合は,今までと同様にRobotino Sim Demo上で,4点指定してグルグル回るプログラムを作って下さい.