移動式ロボットプログラミング基礎

4. ロボットの移動

1. ロボットの移動距離

Odometry

現在の座標と向きがわかります.

現在の座標に移動分を加えて移動先を計算すべきです.この方法だと,誤差が累積しません.

2. プログラミング課題

色々な移動を作ってみよう

以下のプログラムを作ってみましょう.

    1. 1m前進して停止
    2. 180度回転
    3. 1m 後進して停止
    4. 180度回転
    上記を繰り返せば,2点間を往復するプログラムになります.

3. 課題の解説

色々な移動を作ってみよう

色々な移動を作ってみようの課題の解説です.

「180度回転」するときに,角度の扱いに一工夫必要です.

符号が変わる領域をまたぐと,大小関係の判定が難しくなりますので,符号が変わる領域を一番不要な領域に割り当てます.

90で止めたいときは,-90~+270の範囲で利用します.具体的には,((角度+90) % 360) - 90 で変換します.

色々な移動を作ってみようのプログラム

色々な移動を作ってみようの課題のプログラムによる解説です.

プログラムを確認して下さい.

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