2024年度 電子情報通信課程 計算機実習II

今日の説明動画

本日の説明は,6本の動画に分かれています.それぞれ視聴して,理解ができたら次に進むようにして下さい.

動画の長さは次の通りです.自分のペースで進めながらも,1コマで終わるように頑張ってください.

  1.  計算機実習2/計算機基礎実習2-12回目ex12-1 - 06分46秒
  2.  計算機実習2/計算機基礎実習2-12回目ex12-2 - 05分17秒
  3.  計算機実習2/計算機基礎実習2-12回目ex12-3 - 03分53秒
  4.  計算機実習2/計算機基礎実習2-12回目ex12-4 - 05分05秒
  5.  計算機実習2/計算機基礎実習2-12回目ex12-5 - 02分11秒
  6.  計算機実習2/計算機基礎実習2-12回目ex12-6 - 06分18秒
  7. 計 29分28秒

講義に関して,ちょびっとコメント

前回のレポート採点結果は,こちらです.

気になったところのメモ

  1. 課題11-4:「どんな問題が起こるか」です.「ボタンを押すことができる」のは問題ではありません.「押すことができた結果何が起こってしまうのか」を考えて下さい.以前の「画面の外を動くことができる」のと同様で,見えないところでも主人公が動いています.ただし,「動いている」だけでは問題ではありません.それでイベントが発生してしまうと,「クリアしたのに,別のイベントの画面が表示される」という問題が生じます.

素材について

いらすとやさんをもとに作成した素材は, , です.名前をつけて保存して下さい.

オブジェクト指向とクラス

今日のポイント

同じ種類の変数を複数扱うには,配列変数を使いました.

同様に,プログラム(関数)やデータを1つの塊として,複数扱う方法として「オブジェクト」という概念があります.

今までに使ってきたtkinter というモジュールを使ったウインドウ作成は,オブジェクトを操作していました.

ウインドウというオブジェクトを用意し,その中の関数を利用したり変数を設定したりしていました.

オブジェクトの作成は,「オブジェクト変数 = クラス名()」 の形です.「root = tkinter.Tk()」がこれに該当します.

オブジェクトが持っている関数を呼び出すのは,「オブジェクト変数.関数名()」です.「root.title("計算機実習2")」がこの形式です.

オブジェクトが持つ変数も属性(Attribute)という呼び名で使うことができます.これは今までには出てきていない形式です.

関数を呼び出すときは引数を扱いますので「()」が必要です.一方変数を扱うときには不要です.


オブジェクトを作成するには,まず「クラス」を用意する必要があります.

そのクラスの関数を呼び出すと,その種類のオブジェクトが作られます.

課題 12-1
  1. 教科書pp.194-197を読み,chap7-class.pyを入力して実行しましょう.
  2. 教科書p.198を読み,chap7-class.py を更新して実行しましょう.
  3. 教科書p.198を読み,「def fight(self)」の部分を「def fight()」に書き換えて,「selfを書かなかった場合に表示されるエラー」を確認しましょう.そのエラーメッセージを報告して下さい.

次に進むには,■こちら■をクリックして下さい.