2024年度 電子情報通信課程 計算機実習II

今日の説明動画

本日の説明は,2本の動画に分かれています.それぞれ視聴して,理解ができたら次に進むようにして下さい.

動画の長さは次の通りです.自分のペースで進めながらも,1コマで終わるように頑張ってください.

  1.  計算機実習2/計算機基礎実習2-11回目ex11-1 - 06分07秒
  2.  計算機実習2/計算機基礎実習2-11回目ex11-2 - 04分17秒
  3. 計 10分24秒

講義に関して,ちょびっとコメント

前回のレポート採点結果は,こちらです.

ゲームらしくしましょう

素材について

いらすとやさんをもとに作成した素材は, です.名前をつけて保存して下さい.

鍵を利用

前回は地図の上を主人公が動けるようになりました.

そして,移動できない場所が設定でき,RPGのフィールド移動の基本ができあがりました.

次は,「鍵」を利用しましょう.

鍵を取ってからゴールに進むというストーリーを考えます.

これは,条件として考えると次のように言い換えることができます.

  • 鍵を取っていないと,ゴールについても何も起こらない.
  • ゴールに着いたときに鍵を持っていたら,次に進む.

いずれにしても「鍵を持っているか否か」の情報が必要です.これを「フラグ」を用いて管理します.

スポーツの審判(線審など)が持っている旗をイメージして下さい.普段は旗を降ろしていますが,条件を満たしたときに旗を揚げますよね.それと同じです.

初期状態(=鍵を持っていない状態)では旗は降りています(= 0(False))が,条件を満たした(=鍵を持った状態になった)ら旗を揚げます(= 1(True))

※ぜひ,旗の上げ下げでイメージするようにして下さい.というのも,CPUには「ゼロ・フラグ」という演算結果がゼロになったら立つフラグがあります.これを0/1で説明すると混乱します.

※「フラグが立つ」をいじった表現としては,「恋愛フラグが立つ」とか「死亡フラグが立つ」などがあります….


なお,今回はチェック対象が鍵1つでしたので,flag_key という変数で扱っていますが,実際のRPGでは複数のフラグが存在しますので配列変数で用意し,「何番のフラグ」という形で扱います.

課題 11-1
  1. 教科書pp.186-188を読み,chap6.pyを更新しましょう.鍵を拾えるようになりましたか?

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