2024年度 電子情報通信課程 計算機実習II今日の説明動画本日の説明は,3本の動画に分かれています.それぞれ視聴して,理解ができたら次に進むようにして下さい. 動画の長さは次の通りです.自分のペースで進めながらも,1コマで終わるように頑張ってください.
講義に関して,ちょびっとコメント前回のレポート採点結果は,こちらです. 繰り返し(for)今日のポイント構造化プログラムの「繰り返し(=ループ)」の理解を深めます. 繰り返しにはforとwhileの2種類があります. 今日は,回数や条件が決まっている繰り返しを勉強します. (来週は,もっと複雑な「繰り返し」が待っています) forの構文は,for <カウンタ変数> in [リスト] という形になっており,inの中に書かれているデータ(リスト)から一つずつ順に取ってきて,カウンタ変数に入れて,繰り返し部分を実行します.取ってくるデータがなくなったらループ終了です. 繰り返し部分は,forに対して1つインデントした状態で記述します.インデントが終わるところまでがループのブロックになります. inの部分にrange関数を用いることが多く,結果として指定した回数だけ繰り返しを実行する形式になります.その際,繰り返した回数(厳密には0からスタート)がカウンタ変数の値になっています. 実際のプログラムを見て,理解を深めていきましょう. forの基本形ex6-1.pyenq h hm qZmfd(z99): oqhms("h の値は," + rsq(h) + "です.") ループ用の変数iの値が,0から始まり,画面に値を表示して1ずつ足していき,99まで表示します(=100になる前で終わります). range関数は,「指定された数を超えない範囲」の数を返してくれます.指定した数が含まれないことに気をつけて下さい(課題の4番目のように数字を減らすときに特に注意しましょう). ループ用の変数がiなのは,最初の頃のプログラミング言語(ポケコン用のBASIC)の名残です.ポケコンでは,変数の名前は1文字しか使えませんでした.そのときに,ループ用の変数として,i, j, k や l, m, nを使っていたからです. ※変数名は,数学や物理で使う変数名と一致させることが多いです.例えばa, b, cは,とりあえず変数を使うときに利用し,x, y, z は,座標系を表すのによく使われました. このあたりの常識は,他人の色々なプログラムを読んで,身につけて下さい(私は「カウンタ変数」よりも「ループ変数」の言い方の方が身についています). 課題 6-1ex6-1.py を次の動作をするように書き換えなさい.「出力させましょう」の課題はプログラム全部(2行)を提出して下さい.
カウンタ変数の利用for文にて,いろいろと変化するカウンタ変数を手に入れることができました.次は,これを利用して,色々な処理を行いましょう. 課題 6-2
課題 6-3
発展課題 6-4
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