2014年度
第4回知能工学部会研究会「賢さの先端研究会」
第51回システム工学部会研究会
開催のご案内

進化計算による知能化技術

計測自動制御学会 情報・システム部門 知能工学部会とシステム工学部会では, 知能化技術の重点課題と,その最新アプローチに関する情報交換,共有を目的とした研究会を下記の通り開催いたします. つきましては,みなさまへのご案内と共にご参加をお待ちしております.

日時・場所

  • 日時:2014 年 8 月 29 日 14 時 〜 16 時
    第7回進化計算学会研究会に引き続いて開催します)
  • 場所:近畿大学 東大阪キャンパス (ブロッサムカフェ)
    • 大学へのアクセスは,こちらをご参照下さい.
      ※車でお越しの場合は南東門をご利用下さい.
    • ブロッサムカフェの場所は,上記キャンパスマップの黒四角5の場所です.
    • また,詳細は,こちらをご参照下さい.

プログラム

  • 14:00-14:05 開会のあいさつ (知能工学部会 主査 倉橋 節也)
  • 14:05-15:00 話題提供者:JAXA 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所
    • 大山 聖 先生
    • 題目:スーパーコンピュータ「京」を用いた多目的設計探査の革新
    • 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所は,東北大学,信州大学,名古屋大学と協力して,HPCI戦略プログラム分野4次世代ものづくりの中の研究課題の1つである「多目的設計探査による設計手法の革新に関する研究開発」に取り組んでいる. 講演ではこの研究課題で取り組んでいるスーパーコンピュータ「京」を用いた大規模多目的設計最適化/多目的設計探査の研究成果について報告する.

  • 15:00-15:55 話題提供者:慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科
    • 相吉 英太郎 先生
    • 題目:最適化問題の「ゲーム化変換」・「チーム化変換」と多点型探索法
    • 最適化手法の一形態として複数の探索点を干渉させながら、大域的最適解を比較的効率よくかつ精度よく探索するヒューリスティックな探索法が提案されているが、解きたい問題がどのような問題に等価に変換され、どのような解を求めようとしているか、明確な議論がなされないまま、様々な手法が提案されてる。 本講演では、単一の最適化問題をゲーム問題に変換した場合、そのNash均衡解が元の最適化問題の最適解となるための等価な変換構造や、チーム問題と称すべき階層型問題のStackelberg解が元の最適化問題の最適解となるための等価な構造を定式化し、それら変換された問題の探索法として多点型探索法を位置付ける。 前者は、ゲーミフィケーションの概念の最適化手法への導入であり、後者は、ハイブリッドアルゴリズムの設計指針といえるものである。

参加に関する情報

  • 参加費(無料)
  • 参加資格: 制限なし
  • 本研究会は,第7回進化計算学会研究会との併催です.
    • 進化計算学会研究会は28日から開催しており,28日夜に懇親会が企画されていますので,興味ある方は是非そちらの参加もご検討下さい.
  • 問い合せ先:知能工学部会
    • 龍谷大学理工学部電子情報学科 植村 渉 wataru@rins.ryukoku.ac.jp

更新履歴

  • 2014/08/08 ページを公開しました.