2019年度 機械システム工学科 計算機基礎実習I

目次

  • 0.ガイダンス
  • 1.コンピュータの起動とログオン
  • 2.実習用サイトにアクセス
  • 3.龍大ウェブサービス
  • 4.Active!mail
  • 5.メールの受信・送信
  • 6.ウェブメールの設定
  • 7.ウェブメールの設定(続き)
  • <今回の課題>

0.ガイダンス

担当

教員

 植村 渉

ティーチング・アシスタント(TA)

 二ッ矢 幹基,大黒 康平,鈴木 勇貴,川畑 忠宏,坂本 祐基,池田 真大,上野 和仁,藤井 輝

計算機運用管理担当

 上原実習講師,小島実習講師,関本実験講師

授業時間と教室

  • 前期・月曜日4/5講時 15:20~18:30 (16:50~17:00は休憩)
    • (進行状況によって,17:30以降を自習とする場合もあります)
  • 1号館 542教室

※注意: 実習室について※

  • 授業および定められた自習時間以外は利用不可
  • 授業開始時間に遅れると入室不可
  • 実習室利用規程に従うこと(飲食禁止等)

    講義概要

    計算機基礎実習Iでは,コンピュータを日常的な文房具,コミュニケーションツールとして存分に使いこなせるようになることを目標とします. 具体的には電子メール,Webブラウザ,ワープロ,表計算などについてごく初歩的な手法を学びます. 次に,プログラミングの基礎について学びます. 実習ではWindowsをベースとしたコンピュータを用いて,1人1台の環境で実習を行います.

    講義の到達目標

    Windowsと基本的アプリケーションの操作,World Wide Webの利用,電子メールの利用ができ,コンピュータリテラシを理解できるようになります. また,プログラミング言語であるVBAの基礎を習得します.

    講義方法

    1人1台のコンピュータを用いた演習形式で,毎回の課題はWebサイトに提示します.

    授業時間外における予・復習等の指示

    時間内にできなかった課題は,自習室等を利用して復習をすること.プログラミングに関しては事前に,テキストをよく読み,予習をしてくること.

    成績評価方法

    • 原則として全出席,レポート全提出を合格の条件とします.
    • 出席点,レポート点,最終課題点にて評価します.
    • 出席点には受講態度も考慮します.
    • 期末試験は行いません.
    • 最終週にまとめのテストを行います.

    授業計画・日程

    (トップページの予定表を見ましょう)

    テキスト

    履修上の注意・担当者からの一言

    欠席遅刻は厳にチェックします.なかでも無断欠席・遅刻・早退は大幅な減点の対象とします.

    事情がある場合は,できるかぎり事前に担当教員に申し出ましょう.


    1.コンピュータの起動とログオン

    • デュアルブート: Windows かLinux を選択する画面が出るが,本演習ではWindows のみを扱うため,Windows を選択します.
    • (1号館542室,608室,609室,612室,3号館セルフラーニング室))

    ★実際に電源を入れて,Windowsを起動し,ログオン(ログイン)しましょう

    (情報リテラシー支援プログラム(以後テキストと表記)p.23参照).


    2.実習用サイトにアクセス

    • Webブラウザを起動します(Internet Exporer, FireFox, Google Chromeなど).テキストpp.40 - 41参照.
    • 「アドレス」欄に以下の実習用サイトのURL(http~)を入力します.
    • http://friede.elec.ryukoku.ac.jp/kikai-com01/

    • このページ(トップページ)から各週の課題ページに移動することができます.
    • 必ず「ブックマーク」(お気に入り)に登録すること.

    3.龍大ウェブサービス

    • 龍大ではオンラインでシラバスの閲覧や履修登録ができます.
    • テキストpp.42 - 46を参照して,龍谷大学Webサービスにアクセスし,ログインします.

      ■ 全学統合認証(Wrap)

      • 学内の各種システムを別々のID/パスワードでログインする必要がなく,全て同じID/パスワードで利用できます.
      • 任意で変更されたパスワードも自動的に各種システムと連携されるため,個々のシステムでパスワードを変更する必要がありません.
      • ★注意★

        • ID/パスワードは全システム共通のマスター鍵です.
        • 友達に教えたりせず,責任をもって厳重に管理するように.

      パスワードを変えてみよう

      ポータルサイトのメニューから「全学統合認証パスワード変更」にアクセスし,パスワードを変更しましょう(テキストp.28参照).

      テキスト p.16 の「パスワードを考える」をよく読んで,良いパスワードを考えましょう,

      なお,「パスワードを定期的に更新する」という考え方は,近年はセキュリティ的に良くないと考えられるようになってきています.


    4.Gmail

    ■ ウェブメールとは

    • メールの読み書き: 通常「メールクライアントソフト」
    • メールの集配をするメールサーバにアクセスできるよう個別に設定を行います.

    • WWWブラウザ経由でメールを読み書き = 「ウェブメール(Web Mail)」
      • IDとパスワードがあればサーバの設定など不要.
      • 自分のパソコンでなくてもWebブラウザだけでOK →外出先で重宝
      • 龍谷大学にもウェブメールサービスがある.
      • 携帯電話・スマートフォンからのアクセスにも対応している(通常のメールソフトの利用も可能).

    ■ Gmailにアクセス

    龍大ウェブサービスのメニューからGMailにアクセスし,ログインする(テキストpp.47 - 55).

    「Quick Links クイック リンク」タグの「Gmail (SSO)」を選びます(テキストp.45).

      ★ここではまだメールの送信はしません.

    ※注意※ 「Gmail」,「ウェブサービス」のそれぞれで,「ログアウト」するのを忘れないこと!

    ※注意※パスワードを変更した人は,古いパスワードでログインしようとするためエラーがでます.一度ログアウトしましょう.


    5.メールの受信・送信

    • メールの受信・送信はゆったりと約1分以上の間隔をあけましょう(電子メールにおいて,即時性は保証されていません).
    • 同じ操作を何度も繰り返し行わないようにしましょう.
    • 同時にあまりに多くの人がメールを利用するとサーバに負荷がかかることがあります.

      Gmailの具体的な使い方は,テキストpp.47 - p.55を参照.

      特に,pp.49 - 50の本文の書き方電子メールの書き方(良い例)電子メールの書き方(悪い例)をしっかりと読むこと.

      メールの形式を「プレーンテキストモード」にしましょう.

      ■ メールの練習

      • (a) 自分自身にメールを送信しましょう.
      • (b) そのメールを受信し,中身を見ましょう.
      • (c) そのメールを削除しましょう.
      • (d) 近くの席の2人のアドレスを確認して,同時に(一回の送信で)その2人にメールを送信しましょう.
      • (e) 近くの席の人から来たメールを受信し,中身を見ましょう.
      • (f) 近くの席の人から来たメールのうちの1通に返信しましょう(引用を用いる,もう1人にも届くようにしましょう).

      ※ヒント※

      • 日本語の入力については,テキストp.51 入力切替(日本語の入力)を 参照しましょう.
      • メールの削除は,テキストp.54 削除を参照しましょう.ゴミ箱へ移動する方法と完全に削除する方法の両方を試しましょう.
      • 複数のメールアドレスにメールを同時に送信する場合は,宛先を入力するボックスにメールアドレスをカンマ(,)で区切って入力しましょう(テキストp.51 参照).

    6.ウェブメールの設定

      (1) 自分のメールアドレスの連絡先への登録

      自分のアドレスを登録する必要はないと思うかもしれないが,そんなことはありません. 自分自身にテストメールを送ったり,他人と同じメールを送ったりすることはよくあります. アドレス登録のやり方は以下の通りです.

      • 「メール」をクリックして「連絡先」を選択.
      • 「新しい連絡先」を選択.
      • 連絡先の情報を入力.

      詳しくは,Gmailヘルプ:連絡先を生成するを参照.


      (2) 課題提出用メールアドレスのアドレス帳への登録

        課題提出用のメールアドレスとして,kikai@elec.ryukoku.ac.jpを用います.

        上記と同様にして,このアドレスを登録しましょう.「名前」のところは「課題提出用」と入力します.


      (3) 電子メールの設定

      電子メールの差出人の名前を変えたり署名をつけましょう.

      署名(シグネチャ:signature)とは, 本文の最後に誰からのメールなのかを判別しやすくするために 自分の名前などの情報をつけることです.

      • メイン画面右側の歯車のボタンを選択し「設定」を選択.
      • ※「歯車」のボタンが2つある場合があるので要注意

      • 「アカウント」を選択し,「情報を編集」を選択.
      • 送信者の名前を変更.
      • 署名の変更は「全般」に「署名」を選択.
      • 「署名」は下記の例のようなシンプルな署名を登録しましょう.

        ----
        龍谷太郎
        t190999@mail.ryukoku.ac.jp
        

        ※「--」は「区切り」の記号であり,「==」など他のものでもよいです.

        ※署名を登録すれば,メールを新規作成する際には自動的に署名がつけられます.実際に自分宛にメールを作成して確認してみましょう.

        以上の設定が完了したら,自分自身のメールアドレスに対してメールを作成,送信して,正しく設定されいるか確認してみましょう.


    7.ウェブメールの設定(続き)

    ■メールを整理しよう

    龍大ウェブメールは,計算機基礎実習I以外にも,今後,他の授業でも使用しますし,就職活動にも便利です (大学の名称が入ったアドレスなので,印象がよいです).

    また,プライベートに使用してもよいです.ただし,所属が明示されているので使い方には気をつけましょう.

    このようにいろいろな目的で使用する場合,メールが増えてくるとメールの整理をした方が良くなります. Gmailは「ラベル」という形で,メールのグループ分けができますので,これを活用してメールを分類・整理しましょう.

    ■ラベルによる分類方法

    「Gmail」の左側の一覧の最後の「開く▼」を選びます.

    新しいラベルを作成」を選びラベルの名前を入れます.

    いわゆる「フォルダ」や「ディレクトリ」と同じ扱いですので,ラベルの中にラベルを作ることもできます.

    「ラベルの管理」を選ぶと,ラベル全体を簡単に編集することができます.

    ■ラベルの作成の例

    1. 「実習1」「個人」「その他」という3つのラベルを作成してみましょう.
    2. 作成できたら,メールを移動させよう(例えば,この授業で受信したメールを「実習1」へ移動).
    3. メールを移動するには, (a) メール一覧の左側にあるチェックボックスをチェック (b) 移動のアイコンを選択 (c)移動先を選択.

    4. ※注意※
      • ラベルの名前には「計算機基礎実習1」といった長い名称は不適です(作成はできるがうまく表示されない場合があります).
      • ラベルを階層的に構成することができます(あまり階層を深くするのは推奨しません).
      • 必要に応じてラベルを増やしたり,名称や構成を変更しましょう.
      • メールソフトを使ってGmail を使う場合,「受信箱」の下にフォルダ(ラベル)を作ることもできます.その場合は,「INBOX/ラベル名」と入力しましょう(「受信箱」のシステム上の名前が「INBOX」です).
      • iOSのNotesアプリの記録先として使用することもできます.

    ■それ以外の設定

    • それ以外の項目については,その意味と設定の仕方をよく理解して,自分の責任で設定しましょう.
    • 設定を変更したら,必ず自分宛にメールを送り,設定が反映されているか確認しましょう.

    <今回の課題>

    • 課題提出用アドレスにメールを送る.
    • 署名が正しく登録されていれば,自動的にメール末尾につけられるはず.
    • 件名(Subject): 半角文字で Report1
    • 〆切:4月19日20時まで.
    • 内容: 簡単な自己紹介
      例文:
      
      植村先生,
      機械システム工学科の龍谷太郎です.
      
      以下,今回の課題を提出します.
      
      自己紹介:
      
      ロボットに興味があって機械システム工学科を選びました.
      ロボットの制御にはプログラムの知識が必要なので,
      計算機基礎実習1のプログラムを頑張って勉強したいです.
      
      
      以上です.
      ----
      龍谷太郎
      t190999@mail.ryukoku.ac.jp
      

      上記は,自己紹介の例文です.自分の紹介文に書き換えて,提出して下さい.

    • 情報リテラシー理解度調査を行う(まだの人のみ)

    その他

    • 情報リテラシー理解度調査を行って下さい.
    • 教科書(Excel環境におけるVisual Basicプログラミング)をまだ購入していない人は,早急に購入すること.